代表取締役社長 尺田 泰吏

代表取締役社長

尺田 泰吏Taiji Shakuda

職人の心を忘れない

書道筆や画筆が筆づくりの中心だった頃から筆の仕事に従事してきた。コツコツと積み重ねてきたことが「Made in Japan」「Made in Kumano」として価値を持つことを身をもって感じている。「本分を見失い浮き足立って、つくることをないがしろにしてはいけません。お客様の信頼に足るものをつくっていくことが私どもの任務。でもそれは特別なことをするわけではなく、当たり前のことを、当たり前に、真心こめてやっていくことが大切なんです。」

化粧筆への誇り

1970年代から化粧筆づくりに関わるようになった。「女性がきれいになりたいと思う気持ちは、昔から変わりません。どんな時代になってもきれいになるために必ず必要なものです。女の人にはきれいでいてほしいですよ。そうすれば男も頑張れます!」きれいになろうと努力する女性の思いに寄り添い、手伝う仕事に、大きな意味と誇りを感じている。

人の手こそ熊野筆の財産

筆づくりは、お客様の思いを的確に捉えていくことの繰り返し。「知識と経験と技術があるから、抽象的なイメージをカタチにできる。筆づくりは、そういう“職人の持つ感性”こそが命。だからこそ、社員は家族のように大切にしています。」マイスタースクールからの卒業生など若い職人を育成していきながら、昔からの職人さんが、高齢になったいまも働いてくれている。人の手によって瑞穂イズムの継承に社員一丸で取組んでいます。